Solr3.6からSolr4.0に変更する際の注意点

注意点1:Velocityでプロパティファイルを指定している場合

v.propertiesでプロパティファイルを指定している場合、Solr3.6まではconf以下にファイルを設置する。Solr4.0からはvelocityディレクトリ内に設置する。
公式ではvelocityディレクトリはあくまでテンプレートを置くところだと説明があるが、4.0だとそれでは動かない。


注意点2:CommonsHttpSolrServerを使用している場合

Javaで開発している場合、Solrのライブラリを利用してプログラムから情報の登録と検索を行うケースがある。Solr3.6まででCommonsHttpSolrServerを使ってSolrに接続していた場合はSolr4.0からは変更する必要がある。色々なところで情報があるが、HttpSolrServerを使えばよい。
ハマリポイントとしては、必要なライブラリが増えること。solr-solrjライブラリとsolr-coreライブラリが必要だ。
以前はsolr-solrjのみで良かったし、実際にHttpSolrServerはこちらに入っているため、eclipse上ではエラーがでない。しかし、実行時にはsolr-coreライブラリも必要である。

2013/5/29 加筆
solr-solrj、slf4j-jdk14、jcl-over-slf4jの3つでよい。